「胆のうがん」は胆のうに発生する悪性の腫瘍

胆のうがんは、胃がんや肺がんと比較してみると良く知られているがんではありません。日本を含むアジアやチリでの発生数が多いことが分かっています。日本では症例数が多いこともあり、胆のうがんの研究が進んでいます。そこで、胆のうがんについて色々と理解してみましょう。

胆のうがんについて知る

ドクター

胆のうがんになりやすいリスク

がんの種類である胆のうがんは胆石、先天性の膵胆管合流異常を患っている方がなりやすいと言われています。体内に胆石を持っているとかなりの確率で胆のうがんを発症するので注意が必要です。また、胆管に先天性の異常があっても胆のうがんのリスクが上がります。その他にも高齢も発症する原因の1つで50歳以上の発症者が年々増加しているのが現状です。アナタにじりじりと迫る病に気をつけましょう。

2つの種類

胆のうがんをより知るために、現在判明している2つのタイプについて確認していきましょう。まず、胆のうの内側に発生してしまったポリープが肥大化してがんに発展してしまうことがあります。これが胆のうがんのタイプの1つで、大きくなるまでにはかなりの時間を要するでしょう。2つ目のタイプに平坦浸潤型があります。胆のうの一部分が大きくなる特徴を持っており、がんの進行が早いです。

早期発見が何よりも大事

胆のうがんだけではなくすべての病気に言えることですが、早期発見が重要になります。もし症状に気付かずに放置してしまうと最悪の場合、命の危険性が出てくるので早期発見を心がけましょう。なお、胆のうがんに関しては、早期発見して手術を行なうことで完治が可能になっています。このように早期発見の大事さをより理解していくことです。

超音波検査(エコー)を受けよう

胆のうがんを早期発見する検査として欠かせないのが、この超音波検査(エコー)になります。超音波検査は健康診断などで受けることが出来るので、よく聞いたことがあると思います。超音波検査を行なうことで自覚症状が発生しないうちに、胆のうがんが見つかるケースが多く報告されているので、ぜひ受けてみましょう。

初期症状を理解しておくこと

胆道がんと胆のうがんを合わせて、「胆道がん」と呼ぶことがあります。日本での胆道がんの死亡者数は男性が約8900人、女性が9300人となっています。また、胆道がんになる割合を国際的に見てみると、日本人は他の国より高い傾向があります。そのため、胆道がんをもっと身近ながんと認識して、初期症状などをしっかりと把握することが大事です。

胆のうがんの治療について

診察

効果的な治療法とは

胆のうがんだけでななく、がん全体において効果的と言われている治療法があります。この治療法は副作用の心配もなく、がんの進行を阻止することが可能です。その治療法について詳しくチェックしてみましょう。

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胆のうがんでよく見られる症状BEST5

no.1

白目などが黄色くなる黄疸(おうだん)

胆のうがんの症状の中でも最も有名で、よく発生する症状が黄疸です。黄疸とは、白目の部分や皮膚が黄色っぽくなる症状のことで胆のうがんが進行してしまうと、かなりの確率で身体に現れます。よく発生する症状ですが、自分で判断することが難しいです。

no.2

腹痛や発熱

ただの発熱だと思っても、実は胆のうがんの症状の可能性もあるのでしっかりと症状を見極めることが大事になります。胆のうがんの症状で発熱が発生する原因として、胆汁が細菌に感染してしまうからです。あわせて、右わき腹に痛みが発生している場合は胆のうがんと疑いましょう。

no.3

白い便が出る白色便

白色便とはその名の通り、白っぽい色をした便が出てくることになります。白色便の症状が発生するのも胆のうがんの影響です。胆汁が腸内に流れないと白っぽい便を出してしまいます。普通ではない便なので、この段階でおかしいと思って病院に行く人が多いです。

no.4

尿が濃い色になる黄疸尿

胆のうがんの症状は便だけではなく、尿にも現れてしまいます。黄疸尿と呼ばれる症状は、茶色で異常に濃い尿が出ます。血液中にあるビリルビン濃度が上がると、この症状が発生します。尿検査を行なうことで、この症状が判明する場合がありますよ。便と同様に尿についてもよく観察しましょう。

no.5

全身のかゆみ

黄疸が発生すると同時に、全身の皮膚にかゆみが発生することが報告されています。かゆみが発生する原因として、胆汁酸と呼ばれる物質が血管内に流れるからとなっています。そのため、急なかゆみが発生した場合は黄疸の症状もないか確認を行なうことです。